2012年4月18日水曜日

水郷の街  烏鎮

水郷の街「烏鎮」で癒しの時間を満喫しよう!

エネルギッシュで賑やかな上海をたっぷり楽しんだら、少し足をのばして「水郷の街」で癒されてはいかがでしょうか。江南地方に点在する「水郷」は日本のメディアでもよく取りあげられているので、みなさんも耳にしたことがあるかもしれませんね。街中を網の目のように流れる小運河、悠久の歴史の面影残る古い街並み、石畳の小径をつなぐ古風な石橋、そして地元の人の素朴な笑顔。
今回レポートする「烏鎮」は、上海市と杭州市のちょうど中間地点になる浙江省北部の桐郷市にあります。江南水郷六大古鎮のひとつで、1300余年の歴史があり、数ある水郷古鎮のなかでも特に上海人に大人気のスポットなんですよ。大都会上海、人々はやはり“癒し”を求めているのでしょうか。

「烏鎮」は、東柵景区と西柵景区の2つの街に分かれています。東区は観光用に整備されていて、観光スポットがいくつもあり、平日でもツアー客を中心に人でごった返していますが、対照的に西区は、“夜景がキレイで有名”とあってか、日中はかなり閑散としており、お店の数や見物場所も少ないですが、癒されたい人にはぜひ訪れてほしいスポットです!

~烏鎮到着!~
門の上には大きく「烏鎮」!ここが「東柵景区」の入り口です。
上海体育館で買ったチケットがあるので、入り口左側のチケット売り場をスルー♪ 中に入る際に係の人にチケットを手渡すと半券が返されますので、無くさないようにしましょうね!

 

烏鎮・東柵景区を巡ろう!~まずは博物館を制覇!

● 江南百床館 (江南ベッド博物館) 
明、清、近代のベッドが展示されています。「紅木」と呼ばれる高級木材を使ってできた逸品。現在でも、紅木で作られた家具は目玉が飛び出るほど高価なものもあるんですよ。
● 烏鎮民族風情館 (烏鎮民族館) 
清朝末期から民国時代までの烏鎮人の結婚出産の儀礼や風俗を知ることができます。赤い布を被ってうつむいてる女性、一瞬、罪人?!と見間違えてしまったんですが、みなさんは色でわかりますよね。中国人にとって赤は最高におめでたい色。そうです、結婚式の1コマです。

● 三白酒作造 (三白酒酒造)

「三白酒」は烏鎮の地酒で、なんとアルコール度数55度!昔ながらのシンプルな醸造法で作られています。壷がたくさん並んでますね。








だって無料なんだもん。昼間だけど、一杯飲んじゃおう!
 のれんを目印に奥へ進むと、独特な香りがどんどん濃くなってきました。お!おじさんが「三白酒」を配ってるぞ!白酒(中国の蒸留酒)が苦手ですが、無料とあらば、喜んで飲んじゃいますよ!手渡されたオチョコ半分の「三白酒」。ニオイは…う~ん、醤油っぽい。さ、意を決して!一気にゴクリ。ぎゃー!熱い!!ノドが焼けるー!味の感想は…ごめんなさい覚えていません。とにかく熱かったです。






● 宏源染泰坊 (藍染め作業場)
藍色の生地に白い小さな菊の花が美しい烏鎮名物の藍染め布。日傘、バッグ、帽子、服などなど、製品はすべて天然素材・手作りとあって、素朴でかわいらしい雰囲気をかもし出しています。

● 晴耕雨読 (古書展示) 
展示されている固く紐でくくられた古書にはモチロン触れてはいけません。ので、中身を知ることはできませんでした。残念。

● 江南木彫陳列館 (江南木彫り品館) 
かなり精巧な木彫りの品々が展示されています。写真の巨大な物は、一本のクスノキから作られた長さ4m・幅40cm 「郭子儀のお誕生を祝う」 様子が彫られた品です。老人の誕生日パーティー!みんなイキイキ!この作品と共に、老人を敬う文化が後世に脈々と受け継がれているんですね。

● 余榴樑銭幣館 (余榴樑貨幣館) 
烏鎮生まれ烏鎮育ちの余さんが、40年もかけて収集した世界230ヶ国、26,000以上の歴代の貨幣を展示しています。入り口付近で貨幣の販売もしてますよ。

● 茅盾記念館 (文豪「茅盾」の記念館)
 茅盾は、中国有名現代作家の一人で、代表作は小説『子夜』、『虹』、『蝕』三部作など。烏鎮東大街の西端に茅盾の故居があり、彼はここで少年時代を過したそうです。














~博物館めぐりは終了!広場に出たぞ~
 茅盾記念館を出て「観前街」を「栄華路」に向かって少し歩くと、その先には「修真観広場」があります。人がたくさんいる場所を目で追っていくと、お寺っぽい門を発見!










● 修真観 (シゥヂェングァン)
中に入ってみると、たくさんの仏像がありました。今年は猪年!中国風に言うと、ブタ年ですね♪

● 皮影劇 (影絵劇)
 「修真観」の隣の建物の中で、影絵劇を見られます!毎日8:50~16:30(昼11:20~13:00を除く)10分置きに上映中。影絵とはいえ、カラーで映るので見てて楽しいです?が、独特な口調で繰り広げられる劇の内容の方は、さっぱりわかりません!それよりもナビが気になったのは、舞台裏を完全公開しているところ。なんてオープンな方々なのでしょう。

~お腹空いたなー。午後にそなえて、レッツ腹ごしらえ!~
 お腹がへったナビはおいしいモノを求めて、「栄華路」にかかる橋を渡り、入り口に向かって東に歩いて行きました。しばらくして、イイ感じのお店発見!あ、実は2年前にもここに来たことがあった!前回は、ワンタンとギョウザとシューマイと草もちを食べたんだよなー。(食べ過ぎ?)どれもおいしかったのですが、この日はとにかく気温が高かったので、熱いものには食欲が湧かない…。

~ナビがセレクトしたのはこちら~
●緑豆湯 (緑豆の冷たいスープ)5元

具は、解熱作用のある緑豆とナツメのみ。そして、氷砂糖のほのかな甘み。中国で出てくるデザート系はぬるいことが多いので、冷たさは大して期待していなかったのですが、これはよく冷えてておいしかった!










●涼拌麺 (冷風バンメン)5元
中国の食卓ではおなじみ「雪菜 シュエツァイ」(高菜に似た漬物)とゴマ油で麺を和えただけの極シンプル料理。ほど良いしょっぱさが後を引いて、箸がとまりませんでした!











~お店案内~
「小烏鎮熱酒館」 のれんが掛かっています。
望佛橋の南側すぐ
電話番号 無し

ナビが一人だったからか、リュックを背負っていたからか、「今日泊まる?」と店のご主人でもあるおばちゃんに声をかけられました。こちらは宿の経営も兼ねているそうです。「建物や家具は古いけど、川のせせらぎで目覚める朝は最高よ!」マイナスイオンには惹かれましたが、時間の余裕がないナビ。また次回お世話になることを約束し、お店をあとにしました。ちなみに一泊80元だそうです。





「観前街」と「栄華路」が交差する先ほどの広場を西に進んでいくと、レストラン街があります。お昼時ともなれば、お店の人の呼び込み合戦が始まりますが、セリフはみんな揃いも揃って「クーラーあるよー!」…料理のアピールじゃなくていいの?









~烏鎮の特産品店(おみやげ屋)紹介~

入り口を入って左に行くと、ずらっと並ぶおみやげ屋さん。

●バッグ8~25元 ●帽子10~15元 ●子供服25元
 烏鎮といえば!藍染め布です。小物がたくさん売っていました。ナビが気に入ったのは、帽子。なんとリバーシブル!かわいい!

●藍染め小物 3個10元
藍染め布小物がなんと三つで10元で売っていました。三角巾、ミニポーチ、扇子、携帯入れ、魚の形の飾り物。安いですね~。












●烏鎮扇子 10元
 烏鎮とバーンとかかれた大きな扇子。あおぎ心地もなかなか。













●掛け軸 150~500元
 掛け軸屋さんです。買う気はさらさら無かったナビですが、とりあえず値段だけ聞いてみると、「気に入ったのがあれば安くするよ~」とご主人。ごめんなさい、もうちょっと渋みがわかる大人になったらまた来ます…。 









●三白酒 12~35元 ●冷凍甘酒醸(パック入り冷凍甘酒) 5元
 三白酒!濃厚な味わいのお酒が好きな方へ、ぜひ!入れ物もシャレてますね。白いパックに入ってるのは、「酒醸」という甘酒。白玉を中に入れると上海のデザート「酒酿圆子 ジォウニャンユェンヅ」になります!

●故嫂餅(烏鎮特産お菓子) 500gで6元
「故嫂餅」という名前の中国風お菓子たち。特長は、しっとり・油っぽくない・甘さとしょっぱさが一緒になった味!好きな種類を好きなだけ選べるのも人気の秘訣かも。











 
●麦芽糖(麦芽飴):1箱20個入り10元
のびーるのびる!この物体の正体は「麦芽糖」という名前の飴ちゃんです。 
 

~烏鎮の街角で~
細道を行くと…おじさんが何かを洗ってました!住民のみなさんは、この川で洗濯をしたりするんですよ。
 観光地ですが、住民は普通に暮らしています。当たり前ですが番地もついていて手紙もちゃんと届きます。こういった観光地では、彼らの部屋の中を覗いても全く怒られたりしません。だけど毎日何人に見られてるんだろう?







靴職人。匠の技。 
~オマケ☆雨のしたたる烏鎮~
雨の降る烏鎮もまた一味違った趣きがありますよね。傘がなくて道を走るナビに地元のおじさんの一言。「走らなくてもいいよ!どこまで行っても雨は降ってるんだから!」…ぎゃふん!
~東区終了なりー~
東区を堪能したナビ、時間は2時を過ぎたくらい。帰りのバスの時間までまだまだあるし、西区に行ってみることにしました!

烏鎮・西柵景区に行ってみよう!

正式にオープンしてまだ間もない西区。もちろんナビも初めてなので、ワクワクドキドキです。東区から西区までは約3km。暑いし、せっかくだから人力三輪車に乗っちゃおう!お昼に腹ごしらえしたお店で、三輪車の値段の相場を聞いておいたナビ。「現地人なら3元、観光客だったら5元でも相当イケテルよ!」とのことなので、運転手のおっちゃんに行き先を告げ、「じゃ先にお金渡しとくね!」とにこやかに5元札を渡しました。よし、没問題!




ルンルンで車に乗り込んだナビですが、おっちゃんとの会話でイチマツの不安が…。以下、おっちゃんの発言をどうぞ。「西区行くの?昼間にあそこ行ったってつまんないよ!まだ開発途中だから見物場所も店も少ねーし、なんたって人がいねーもんよ。西区に行くなら夜に限るよ!夜はキレイだぜ~。泊まっていけば?え?5時のバスで帰る?今何時だ?時間足りねーよ!だって西区広いもん」と、同じ話を3回聞いたところで西区に到着!
気にしないで、行くぞー!









~南大門に到着~
門をくぐって真っすぐ30秒くらい歩くと、景観区入り口につながる「遊客服務中心」に着きます。中のホールは広くて清潔!

ここで西柵景区のチケットを買います! 
●西柵景区チケット: 120元 
●夜間チケット: 40元(5~9月 17:30~22:00 10~4月 17:00~21:30)








入り口を入っていくと、ろう人形たちがお出迎え。人民服を着た昔の中国人の生活がうかがえます。





西柵景区に行くには船に乗らないといけません。入場チケットの中に船代が含まれてるので、チケットを係の人に見せるだけで大丈夫~!
三輪車のおっちゃんが言っていたとおり、人がいない!でもそのおかげで、上海に来てからだいぶゴブサタだった“静寂”を感じることができましたよ。木造の建物が続きます。











● 烏鎮郵局(烏鎮郵便局)
趣きを感じる郵便局を発見!以前の郵便局で使われていた道具の展示のほか、烏鎮オリジナルポストカードも売ってましたよ。ラブレターfrom烏鎮~♪

● 民宿 外観は質素、中身は豪華。ずらっと並ぶ木造の建物は民宿でした。一階にキッチン、ダイニング、二階にバスルーム、ベッドルーム(エアコン・TV完備)という充実ぶり。
ただいまルーム料金割引き中!
~ルーム料金(正規料金より4割引きされてます)~
スタンダードシングル 1泊196元
スタンダードダブル 1泊468元

● 水上戯台(水上ステージ) 水上ステージなんて素敵!意気揚々と足を踏み入れたナビですが、中はがらんどう。劇は何時からなのか係のお姉さんに聞くと、「ゴールデンウィーク中だけやってるよ」とのお答え。どんだけ~!









● 肇慶堂銀楼(シルバーアクセサリー展示館)
古代からのシルバーアクセサリーが多数展示されています。

● 張恒泰剃頭店(張恒泰理髪店) お客さんがいないからか、顔のお手入れに没頭中のご主人。メニューはたったの3種類!散髪5元、顔剃り3元、シャンプー3元。

~目にとまったお店&建物シリーズ~
● 白蓮塔(寺)7階立ての塔だそうで、最上階からは烏鎮を一望できる!












● お茶屋さんほっと一息、お茶でも飲んで川辺の情緒を楽しみましょう。














● 竹細工屋さん おじさんがせっせとカゴ編み中。大小さまざまなカゴやイスがありました。













● 商店 レトロな店構えですが、品揃えと価格は上海のコンビニと変わりませんよ。














手漕ぎ舟に乗ろう!
Uターン地点まで来たナビですが、時間も差し迫ってきたし、歩き疲れたので舟に乗って元来た場所まで戻ることにしました。


~人民元を烏鎮通貨に換えよう~ 舟に乗るのに、人民元は受け付けてもらえません。合計6ヶ所の船着き場があるので、ご自分の行きたい場所までの船着き場の数×人数分の現金を用意して、両替えに行きましょう!
「代幣総換点」という名前の両替所は必ず船着き場の近くにあります。

◆舟の泊まる地点◆

南線: 如意橋→烏将軍廟→枕川度暇酒店西→枕川度暇酒店東→霊水居→安渡坊
北船: 安渡坊→昭明書院→錦堂会所→盛庭会所→恒益堂→如意橋
(8:00~16:00 一区間一人5元)

~心休まる舟の旅~
船頭さんに烏鎮通貨を渡して、いざ出発!途中、民宿のベッドシーツを運ぶ人と、鵜飼いのおじさんとすれ違いました。
~東区に戻らねば!~ 「安渡坊」で降りて舟の乗り換えしなきゃ…と思いきや、船頭さんのご好意でそのまま初めて舟に乗った「遊客服務中心」につながる船着場まで送ってもらえました。ラッキ~!帰りのバスは東区駐車場にて乗車だし、しかも雷まで鳴ってるし、というわけで西区をすべて見て周れなかったんですが、急がなきゃ!帰りは電動三輪車♪でも渡したお金はやっぱり5元♪






東区だけなら多く見積もっても4時間あれば十分だと思いますが、東区よりも更に広い西区も制覇するとなると、日帰りバスツアーではキツイかもしれません。(今回ナビは9:20上海発、17:15烏鎮発・ガイド無しを利用しました) 日中は東区、日が落ちてからは西区を観光、そして烏鎮に一泊する、というプランもおすすめです。癒しを求めているみなさん!ぜひ烏鎮へ足を運んでみてくださいね。

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